サンカヨウ
いつも 夢を見てた
どこか 遠く旅立ち
透明(クリア)になるような
そんな 夢を見てた
閉ざした 願いと瞳
ふとした 日々が
サンカヨウはきらめき
雫 濡らし 世界に染まる
泣いた夜の 向こう側
そして君に 別れ告げるの
いつか 見てた夢は
誰か が手招いて
私を 飾り付けて
それが ただ怖くて
やめてよ 失望も期待も
そんな目で見ないで
サンカヨウは密かに
君の光 届かず消えた
雨にただ 打たれ続け
あの日君に 言えなかったこと
伝えたくて 諦められなくて
青と赤と緑 混ざり
白のキャンバス 色づいてく
サンカヨウは広がり
忘れかけた その名を呼んだ
君の声が 愛しくて
思い出した 初めての恋
サンカヨウはきらめき
雫 濡らし 世界に染まる
君がいる 世界の色
そして二人 永遠を誓って
青と赤と緑 混ざり
白のキャンバス 色づいてく
巡り巡る 季節のよう
全て抱え 共に生きる